政治経済評論家の古賀茂明さんについて、国籍が気になって調べた方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、古賀茂明さんの国籍は日本で、外国籍や帰化を示す報道や本人の発言は見当たりません。
実は、古賀さんの官僚時代の経歴そのものが、日本国籍であることのはっきりした手がかりになっているんです。
・古賀茂明さんの国籍と、日本国籍と言える根拠
・長崎県生まれ・元経産官僚という経歴と国籍の関係
・国籍で検索されるきっかけと、現在の活動
古賀茂明の国籍は日本?確かめられる根拠
古賀茂明さんの国籍について、プロフィール・出身地・官僚時代の経歴という3つの方向から確かめていきます。
噂ではなく、確かめられる資料だけで見ていきますね。
国籍は日本とプロフィールに記載
まず答えから書くと、古賀茂明さんの国籍は日本です。
Wikipediaの古賀茂明さんの項目では、基本情報の欄に「国籍:日本」と書かれています。
Weblio辞書など、同じ内容を載せている辞書サイトでも国籍は日本です。
一方で、古賀さんが外国籍だという報道や、帰化したという本人の発言は、調べた範囲(2026年10月時点)では見つかりませんでした。
ここ、気になって検索した方には少し拍子抜けかもしれませんね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 古賀茂明(こが しげあき) |
| 生年月日 | 1955年8月26日(2026年10月時点で71歳) |
| 出身地 | 長崎県佐世保市 |
| 国籍 | 日本 |
| 学歴 | 麻布中学校・高等学校、東京大学法学部 |
| 経歴 | 元通商産業省・経済産業省の官僚 |
| 現在の肩書 | 古賀茂明政策ラボ代表、政治経済評論家(2026年10月時点) |
つまり、資料で確かめられる古賀茂明さんの国籍は日本です。
生まれは長崎県佐世保市で東京育ち
古賀茂明さんは、1955年8月26日に長崎県佐世保市で生まれました。
朝日新聞系のAERA DIGITALに載っている著者プロフィールでも、「1955年、長崎県生まれ」と紹介されています。
その後は東京に移り、麻布中学校・高等学校を卒業しています。
高校卒業後は東京大学に進み、1980年に東京大学法学部を卒業しました。
生まれも育ちも日本で、学校もすべて日本の学校という経歴です。
もちろん、生まれた場所だけで国籍が決まるわけではありません。
ただ、出身地や学歴のどこを見ても、外国にルーツがあることをうかがわせる記述は出てきませんでした。
長崎で生まれて東京で育ったという点も、日本国籍というプロフィールと食い違うところはありません。
在外公館の領事を務めた経歴が日本国籍の裏付け
古賀茂明さんの国籍を考えるうえで、いちばんはっきりした手がかりになるのが官僚時代の経歴です。
Wikipediaによると、古賀さんは通産省に入ったあと、外務省の在プレトリア日本国総領事館で領事を務めた時期があります。
プレトリアは南アフリカの都市で、在外公館の領事は外務公務員と呼ばれる立場です。
外務公務員は日本国籍だけを持つ人に限られる
外務公務員法の第7条には、国籍を持たない人や外国の国籍を持つ人は外務公務員になれない、と定められています。
人事院の国家公務員採用試験の案内でも、日本国籍があっても外国の国籍を持つ人は外務公務員になれない、と書かれています。
つまり、外務公務員になるには、日本国籍だけを持っていることが条件なんですね。
この決まりと経歴を合わせると、少なくとも領事を務めていた時期の古賀さんは、日本国籍だけを持っていたと考えるのが自然です。
噂ではなく、法律と公開されている経歴から確かめられる点なので、かなり強い手がかりだと思います。
経産官僚から内閣審議官まで務めた経歴
古賀茂明さんは、1980年に通商産業省(現在の経済産業省)に入りました。
その後の主な経歴は次のとおりです。
| 年 | 主な役職 |
|---|---|
| 1980年 | 通商産業省に入省 |
| 2003年 | 産業再生機構の執行役員 |
| 2004年 | 経済産業省 経済産業政策課長 |
| 2005年 | 中小企業庁 経営支援部長 |
| 2008年 | 国家公務員制度改革推進本部事務局審議官(内閣審議官) |
| 2011年9月 | 経済産業省を退官 |
中でも目を引くのが、2008年に就いた内閣審議官のポストです。
国の政策づくりに深く関わる役職で、公務員制度の改革を担当していました。
国の方針を決める仕事に就く公務員には日本国籍が必要だ、というのが政府の昔からの考え方です。
約30年にわたって国の中枢で働いてきた経歴を見ても、国籍が日本であることと矛盾するところはありません。
官僚としての経歴の長さそのものが、日本国籍というプロフィールを裏付けています。
父は国土総合建設の元社長・古賀梶夫
古賀茂明さんの父親は、古賀梶夫さんです。
Wikipediaによると、梶夫さんは1926年生まれの実業家・建築技術者で、国土総合建設(現在のあおみ建設)の元社長でした。
梶夫さんのWikipediaの項目でも、「日本の実業家」と紹介されています。
家族のルーツについて、外国とのつながりを示す記述や報道は見当たりませんでした。
なお、古賀さんの奥さんや息子さんについて調べる人もいるようですが、一般の方なので、この記事では取り上げません。
わかっている範囲では、父親も日本の会社を率いた実業家です。
国籍が検索されるのは中国や外国人をめぐる発言がきっかけか
国籍が日本なのに、なぜ古賀茂明さんの国籍が検索されるのでしょうか。
この理由をはっきり書いた報道はありません。
ここからは、確かめられる事実をもとにした推測になります。
Googleで「古賀茂明」と入れると、検索候補に「中国」が出てきます。
古賀さんはAERA DIGITALや週刊エコノミストの連載で、日中関係や台湾有事について論じることが多い人です。
たとえば2026年10月には、岩屋毅前外相が中国で厚遇されたのに対し、高市首相への中国の態度は冷たいと論じる記事を書いています。
2026年1月の週刊エコノミストでは、台湾有事をあおることに疑問を投げかけていました。
また、2026年2月には文化放送のラジオ番組で、日本で暮らす外国人が高市首相の台頭を恐れているという話もしています。
中国や外国人をめぐる発言が目に入ると、「この人はどこの国の人なんだろう」と気になる方が出てくるのかもしれません。
ただし、これらはあくまで政策や外交についての意見で、古賀さんの国籍とは関係がありません。
発言の中身から国籍を決めつけることはできず、資料で確かめられる国籍は日本です。
古賀茂明の国籍を調べる人向けの関連情報
ここからは、古賀茂明さんの国籍を調べた人が一緒に気にしている、現在の活動や経歴について紹介します。
現在は古賀茂明政策ラボ代表として評論活動
古賀茂明さんは、2011年に経済産業省を退官したあと、政治経済評論家として活動しています。
2026年10月時点の肩書は古賀茂明政策ラボ代表です。
主な活動の場は次のとおりです。
| 媒体 | 内容 |
|---|---|
| AERA DIGITAL | 連載「政官財の罪と罰」 |
| 週刊エコノミスト | 連載「闘論席」 |
| YouTube | チャンネル「古賀茂明TV」 |
| 文化放送 | 「大竹まこと ゴールデンラジオ!」などに出演 |
近著には『分断と凋落の日本』(日刊現代)があります。
70歳を過ぎた今も、毎週のように政治や経済について意見を発信しているのはすごいですよね。
現在も、官僚出身の評論家として第一線で発信を続けています。
アエラの連載と欧米人の目を論じたコラム
古賀茂明さんは、アエラの電子版であるAERA DIGITALに長くコラムを書いています。
2022年4月12日には、「欧米人の目を持つ日本人」という題のコラムを書きました。
ウクライナから逃れた人々をヨーロッパの国々が温かく迎える一方で、中東の難民には厳しい対応をしてきたことを取り上げた内容です。
そのうえで、欧米の報道を通して世界を見ている日本人の目が、アジアの一員としての目ではなく欧米人の目になっていないか、と問いかけています。
このコラムで古賀さんは、自分を含む日本人の立場から書いています。
題名だけを見ると国籍の話のようにも読めますが、中身は日本人のものの見方についての話なんですね。
アエラのコラムでも、古賀さんは日本人の一人として意見を書いています。
報道ステーションのコメンテーター時代
古賀茂明さんの名前が広く知られたのは、テレビ朝日の「報道ステーション」です。
2011年から2015年まで、金曜日のコメンテーターを務めました。
2015年3月27日の最後の出演では、「I am not ABE」と書いたフリップを掲げ、降板の経緯について番組内で話しました。
この発言に対して、当時の菅義偉官房長官は記者会見で「全くの事実無根」と反論しています。
司会の古舘伊知郎さんも番組の中で、ニュースと関係ない部分でのコメントは残念だと話しました。
生放送でのこのやり取りは大きな話題になりましたね。
古賀さんはその後、2015年5月に日本外国特派員協会から「報道の自由の友」賞を受けています。
報道ステーションの降板をめぐる発言が、古賀さんの名前を一気に広めるきっかけになりました。
橋下徹に招かれた大阪府市の特別顧問
Yahoo!で古賀茂明さんを調べると、「橋下」という言葉も一緒に出てきます。
古賀さんは2011年に経済産業省を退官したあと、大阪維新の会から大阪府知事選への出馬を打診されましたが、断っています。
その後、2011年12月に橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事が置いた「府市統合本部」の特別顧問に、堺屋太一さんらと一緒に就きました。
2012年と2013年には、大阪府市エネルギー戦略会議の副会長も務めています。
官僚時代に公務員制度の改革を担当していた経験を買われた形ですね。
橋下さんとのつながりは、大阪府と大阪市の顧問を務めたことによるものです。
思想は脱原発と平和主義が軸
古賀茂明さんの思想を調べる人も多いようです。
古賀さんが掲げている基本の考え方は、大きく分けると次の3つです。
| 分野 | 主な主張 |
|---|---|
| エネルギー | 原発は再稼働せず、自然エネルギーを広げる |
| 安全保障 | 集団的自衛権の行使に反対し、憲法9条の改正に反対する |
| 経済・行政 | 既得権をなくし、改革のない増税に反対する |
2014年の東京都知事選では、「脱原発」を訴えた細川護熙さんの陣営にスタッフとして加わりました。
一方で、自由主義と資本主義を基本にするという考えも示しています。
政権に厳しい意見が多いので好き嫌いが分かれやすい人ですが、主張そのものは一貫していますよね。
古賀さんの思想は、脱原発と平和主義、そして行政改革が柱になっています。
古賀茂明の国籍のまとめ
- 古賀茂明の国籍は日本で、Wikipediaの基本情報にも「日本」と記載されている
- 外国籍や帰化を示す報道・本人の発言は2026年10月時点で見当たらない
- 1955年8月26日に長崎県佐世保市で生まれた
- 東京に移り、麻布中学校・高等学校から東京大学法学部へ進んだ
- 1980年に通商産業省に入省した
- 外務省の在プレトリア日本国総領事館で領事を務めた
- 外務公務員は法律で日本国籍だけを持つ人に限られている
- 2008年には内閣審議官として公務員制度の改革を担当した
- 2011年9月に経済産業省を退官した
- 父は国土総合建設(現あおみ建設)元社長の古賀梶夫
- 国籍が検索されるのは、中国や外国人をめぐる発言が多いことがきっかけとみられる
- 2026年10月時点の肩書は古賀茂明政策ラボ代表
- 2011年から2015年まで報道ステーションのコメンテーターを務めた
- 大阪府市統合本部の特別顧問として橋下徹市長らと関わった
- 思想の軸は脱原発・平和主義・行政改革


