中井精也の現在はNHK「絶景!てつたび」12年目|全国を巡る「ゆる鉄画廊NOMAD」の中身

中井精也の現在はNHK「絶景!てつたび」12年目|全国を巡る「ゆる鉄画廊NOMAD」の中身

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「そういえば、中井精也さんって最近どうしているんだろう」——テレビの鉄道番組で見かけた記憶はあるけれど、今も撮り続けているのか、番組は続いているのか。検索しても写真集の紹介やプロフィールばかりが並び、肝心の「今」に答えてくれる記事がなかなか見つかりません。

結論から言えば、中井精也さんは第一線を退いていません。NHKの旅番組は12年目に入り、作品を持って全国を回るギャラリーも毎月どこかで開かれています。

この記事を読むとわかること

  • 中井精也さんの2026年現在の活動(番組・ギャラリー・ブログ)
  • 店舗型だった「ゆる鉄画廊」が全国巡回型に変わった経緯
  • 1967年生まれの経歴と、「ゆる鉄」というジャンルが生まれた背景

中井精也の現在(2026年)|鉄道写真家として第一線を続けている

まずは今の活動から整理します。テレビ・ギャラリー・ブログ・会社経営と、活動の柱は複数あり、そのどれもが止まっていません。

中井精也の現在は鉄道写真家として活動中|2026年で58歳

中井精也さんは1967年10月4日生まれで、2026年8月時点で58歳です。肩書きは鉄道写真家で、株式会社フォート・ナカイの代表を務めています。日本写真家協会(JPS)の会員であり、日本鉄道写真作家協会(JRPS)では副会長も務めています。

「見かけなくなった」と感じる方がいるとすれば、それは活動が減ったからではなく、活動の場が地上波のバラエティから、BSの旅番組と全国のギャラリーへ移っているためだと考えられます。撮影・執筆・講演・テレビ出演という4本柱は、独立以降ほとんど変わっていません。

NHK「中井精也の絶景!てつたび」は12年目|2026年も新作が放送中

現在の活動でもっとも目にする機会が多いのが、NHK BS・BSプレミアム4Kで放送されている「中井精也の絶景!てつたび」です。中井さんが自らカメラを持ってローカル線を訪ね、沿線の風景と人を撮っていく紀行番組で、シリーズとしては12年目に入りました。

2026年も新作が放送されており、3月には雪景色の福島を、6月には千葉・小湊鉄道を訪ねる回が放送されています。前身の「中井精也のてつたび!」から数えると、日本各地の路線をかなりの数めぐってきた計算になります。「テレビで見なくなった」という印象と実態がずれやすいのは、放送がBS中心だからでしょう。

「ゆる鉄画廊NOMAD」で全国を巡回中|2026年は富山・広島・京都・岡山

もうひとつの柱が、作品専門のギャラリー&ショップ「ゆる鉄画廊NOMAD」です。中井さん自身が作品を持って全国へ出張し、展示販売を行うスタイルで、毎月どこかの街で開かれています。会場では直筆サインや本人との記念撮影に応じることもあり、単なる展示会ではなくファンとの交流の場になっています。

公式サイトで公表されている2026年の開催予定は次のとおりです。

  • 富山:8月7〜11日/富山市民プラザ 2階
  • 広島:9月3〜6日/エディオン蔦屋家電 2階
  • 京都:9月18〜24日/GALLERY METABO(ROOM106)
  • 岡山:10月28日〜11月3日/岡アートギャラリー

年間を通して各地を回っているため、テレビで追いかけるより、住んでいる地域の会場で直接会えるほうが早い、という状況になっています。

店舗型「ゆる鉄画廊」から巡回型NOMADへ|2018年開館・2021年9月から全国へ

「ゆる鉄画廊」はもともと、2018年5月3日に東京都荒川区に開館した実店舗のギャラリーでした。鉄道写真専門のギャラリーというだけでも珍しく、当時は東京まで足を運ぶ必要がありました。

そこから2021年9月、中井さん自身が全国へ出張して展示販売を行う「ゆる鉄画廊NOMAD」の展開が始まります。NOMAD(=遊牧民)という名のとおり、拠点を構えて客を待つのではなく、作品を持って各地へ出向く形に切り替えたわけです。鉄道写真家が列車で全国を移動しながら作品を届けるという意味で、活動そのものが作風と地続きになっています。

ブログ「1日1鉄!」は2004年春から現在も継続中

中井さんの代名詞といえるのが、2004年春から続けている「1日1鉄!」です。毎日1枚、必ず鉄道写真を撮ってブログに掲載するという企画で、20年以上経った現在も更新が続いています。

この積み重ねは2015年、第46回講談社出版文化賞写真賞の受賞につながりました。「今も撮っているのか」という疑問に対しては、このブログを開けば答えが出る、というのがもっとも確実な確認方法です。

会員制サービス「ゆる鉄倶楽部」を運営|写真講評も実施

現在は、会員制の写真総合サービス「ゆる鉄倶楽部」も運営しています。メールマガジンが月2回配信されるほか、会員が投稿した写真に中井さん本人が講評をつける企画も行われており、2025年12月から2026年1月にかけても講評が実施されました。

撮る側から教える側へ完全に移ったわけではなく、撮影・展示・指導を並行して続けているのが今の形です。

株式会社フォート・ナカイ代表として広告・雑誌の撮影や講演も継続

表に出る仕事の裏側では、広告や雑誌向けの撮影、企業や自治体での講演といった仕事も続いています。運営母体は株式会社フォート・ナカイで、オンラインストアではカレンダーや写真集などの販売も行われています。2026年版の卓上カレンダーも発売されており、毎年恒例の商品として定着しています。

中井精也の経歴|「ゆる鉄」が生まれるまでとプロフィール

ここからは、今の活動に至るまでの歩みを整理します。カメラを持ったきっかけから独立、そして「ゆる鉄」という言葉が生まれるまでの流れを追うと、現在の活動スタイルの理由が見えてきます。

中井精也のプロフィール|1967年生まれ・東京都杉並区出身

中井精也さんは1967年10月4日、東京都杉並区の生まれです。学歴は暁星小学校、暁星中学校・高等学校を経て成蹊大学法学部。その後、東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)で1年間写真を学んでいます。法学部から写真の道へ進んだ形で、最初から写真家一直線だったわけではありません。

小学6年で父からカメラをもらい鉄道撮影を開始

撮影の原点は小学6年生のとき。父親からカメラをもらい、鉄道を撮り始めたのがきっかけでした。中学・高校では鉄道研究部、大学でも鉄道研究会に所属しており、学生時代を通してずっと鉄道の近くにいたことになります。

のちに屋号として引き継ぐことになる写真店「フォート・ナカイ」も、もともとは父親が営んでいたものでした。カメラも屋号も父から受け継いでいる点は、経歴を追ううえで見落とせないところです。

鉄道写真家・真島満秀に師事|1996年に個人事務所を設立

専門学校を出た後は、鉄道写真家の真島満秀さんに師事します。そして1996年、個人事務所「レイルマンフォトオフィス」を設立。2000年には山崎友也さんと有限会社レイルマンフォトオフィスを立ち上げ、法人として活動しました。

2014年にレイルマンフォトオフィスを退社し独立

転機は2014年です。2月に有限会社レイルマンフォトオフィスを退社し、翌3月、父が営んでいた写真店の屋号「フォート・ナカイ」を引き継いで独立しました。

ここから、テレビ出演やギャラリー運営といった「自分の名前で動く」活動が一気に増えていきます。番組「てつたび」シリーズも、ギャラリー開館も、この独立の後に始まったものです。現在の活動の形は、2014年の独立が起点になっていると言えます。

「ゆる鉄」という新ジャンルを生んだ経緯

中井さんの代名詞である「ゆる鉄」は、列車を大きく写して形式や編成を記録する従来の鉄道写真とは正反対の発想から生まれました。列車は画面の小さな一点で構わない、主役はその土地の風景と、そこに流れるゆるやかな時間だ——という考え方です。

この作風があったからこそ、写真集『ゆる鉄絶景100』のようなタイトルが成立し、鉄道ファン以外にも作品が届くようになりました。ギャラリーで写真そのものを販売するという現在のスタイルも、「記録」ではなく「風景作品」として撮っているからこそ成り立っています。

2015年に講談社出版文化賞写真賞と日本写真協会賞新人賞を受賞

2015年は受賞が重なった年でした。『1日1鉄!』で第46回講談社出版文化賞写真賞を受賞し、同年に日本写真協会賞新人賞も受賞しています。独立の翌年に評価が形になった格好で、以降は鉄道写真というジャンルの代表的な書き手として、著書・写真集を継続的に刊行しています。

なぜ「中井精也 現在」と検索されるのか

ここまで見てきたとおり、活動が止まった事実はありません。それでも「現在」が検索されるのは、露出の場所が変わったからだと考えられます。

レギュラー番組はBSにあり、地上波では「ヒルナンデス!」(日本テレビ)や「旅スルおつかれ様」(テレビ東京)への不定期出演が中心です。さらにギャラリーは各地を巡回しているため、東京の一か所に行けば会えるという状態でもありません。つまり「見かけない」のは活動の縮小ではなく、活動が全国に分散した結果ということになります。

なお、家族についてはインターネット上でいくつかの記述が見られますが、本人が公式に発信している情報ではないため、この記事では断定を避けます。

まとめ|中井精也の現在は「全国に分散した活動」

  • 中井精也さんは1967年10月4日生まれ、2026年8月時点で58歳。鉄道写真家として活動を続けている
  • NHK BS「中井精也の絶景!てつたび」は12年目に入り、2026年も新作が放送されている
  • 「ゆる鉄画廊NOMAD」で全国を巡回中。2026年は富山・広島・京都・岡山で開催予定
  • 2018年に荒川区で開館した店舗型ギャラリーは、2021年9月から巡回型へ移行した
  • ブログ「1日1鉄!」は2004年春から現在も継続。会員制「ゆる鉄倶楽部」も運営している
  • 2014年にレイルマンフォトオフィスを退社し、父の屋号「フォート・ナカイ」を継いで独立したのが現在の活動の起点

姿を見かけないと感じたら、テレビ欄よりも「ゆる鉄画廊NOMAD」の巡回スケジュールを見るほうが確実です。近くの会場に来ていれば、本人に直接会える可能性があります。

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